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氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

Ich werde alles jagen alle

小説もどき オリ子

あばばばやらかしましたああああ

※注意※

進撃の巨人パロ

・少し注意

 

 少年は、夢を見ていたかった。

この鳥籠のような場所から出、籠の向こうの世界へと自分の大切な人と行く夢を。

だが、その夢は崩れ去った。

人類をこの籠の中に追いやり、恐怖で支配した、巨人の手によって。

 

「にぃに…?」

ぼんやりとした視界がじょじょに鮮明になる。そこはまるで地獄のようだった。

さっきまで走り回っていた道は何かの破片や人であったものが散らばり、血で赤く染まっていた。

何故自分はここで眠っていた?よく働かない頭を必死に回転させる。ぼんやりと思いだしたのは爆風で吹き飛ばされ壁に叩きつけられた瞬間だった。

「にぃに、何処…?」

身体のあちこちが鈍く痛むが我慢できないほどじゃない。立ち上がりあたりを見回す。砂埃と濃い血の臭いにむせかえりながらも歩きだす。

その歩くという判断が彼の未来を変えてしまったということは、誰にも、無論彼自身にもわからなかった。

「…ぁ」

走っていれば、彼が近い未来泣きながら剣を振るう、大切な人を失うということにはならなかった。

大きな眼球が、ぎょろりと動き彼を映し出した。

かくん、と膝が折れへたりとその場に崩れ落ちる。巨人はこちらに進路を変えゆっくりと向かってくる。

―人間、死ぬと自覚したときその瞬間がゆっくりになる。いわゆる、走馬灯というものだろう。

(海、見てみたかった。オーロラっていうのも見てみたかった。)

(俺、死ぬのか)

(………死ぬ?)

 

 

「…いやだ」

うつむきぽつりとこぼれおちた言葉は不思議なくらい響いた。

「死なない、死にたくない…」

巨人の手が彼に向って伸びる。

「…俺は…!」

「―生きる!」

手が彼をつかむと思った瞬間、強い力で彼の身体は宙を舞った。

「え、?」

「口を開くな、舌噛むぞ!」

強い風の音、ワイヤーの音、聞いたことのある声。

それらが消えたのはどこかに着地してからだった。

「…虎にぃ?」

「菠月、怪我は!?夘月はどうした!?親父さんとお袋さんは!?」

茶色のベスト、腰につけた装置、それらを身に纏う青年。彼―菠月の昔馴染みである大雅であった。

「壁に、ぶつけた。わかんない、」

「…そうか。」

菠月の頭を撫でると大雅はあたりを見回した。

「あっちに生存者がいる。ちょっと見てくるから動くなよ?」

「…ん」

大雅が走って行ったあとを見送り、菠月は町があったほうをみる。

―生きるんだ。

―俺は死なない、死ぬわけにはいかない。

 

「にぃに、俺、調査兵団にはいるよ」

 

「理由?決まってるじゃん」

 

「lch werde alles jegen 」

 (みんな狩り尽くしてやる)

                 to be continued…?

 

 

やっちまいましたうおおおおお

このあと梓兵長と出会う話書いてくれないかな、かな…?