氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

あいたいな

穀さんに会いたい亜寿

 

 

「-♪」

「あっすー?なにしてんの?」

机に向かって何かしていた亜寿に声をかけるとくるりと振り向きにしっと笑った。

「手紙ー!」

「手紙ぃ?誰に?」

「穀さんにーっ」

今まで見たことのないくらいきれいな笑顔で言われエレンは少したじろいだ。そして、その穀という人物に興味を覚えた。

「…ねえ、その穀って人、どんな人?」

「えーっと、すっごく優しい人。僕のこと、助けてくれた」

にへ、と笑いながら語る亜寿にエレンの好奇心は膨れ上がった。

「…よっし!」

どん、とテーブルを叩いて拳を握る。びくりと肩をはねさせた亜寿ににっこりと笑いかける。

「会いに行こう!」

あいたいな

(いま会いにいきますね)

 

 

というわけで亜寿とエレンがトリガー村に向かいます。亜寿は穀さんに会って亜寿を幸せにしないと許さない!っていいます←