いざ、謝罪へ
謝罪をしにいくのです。
警察の特権をフル活用してシュリーヴンが襲った人の特定をして居場所を特定するまで一時間たらず。主にダーティが頑張っていた。シュリーヴンは「ダーティ気味悪ィ…」と呟いていた。
でもでもだってとうだうだするシュリーヴンを引きずるようにしてそこへとファイルンは向かった。
「ファイがノックしてくれよ…」
「…あなたが蒔いた種でしょう?あなたがしなさい」
うぅ、と唸ったシュリーヴンを見てはぁ、とため息をついた。それにびくりと体を震わせたシュリーヴンは恐る恐る扉を叩いた。
「はいはーい」
奥から声が聞こえた。その声にも体を震わせるとシュリーヴンは素早くファイルンの後ろに回った。扉が開き顔を出した男は驚いた顔をした。
「…双子?」
その問いには苦笑いで返した。
「…いきなり、ごめんなさい、」
「シュリーヴンがすみません、ちょっとした、発作みたいなものなんです」
そう言えば男はぽかんとした顔をした。
いざ、謝罪へ
(シュリーヴンと私は双子、とは言えるのでしょうかね?)
警察の特権つかって探しだしました()それを人は職権乱用という。
ダーティが頑張ってたのは男が男を食う(未遂)が身近に起こったからじゃないでしょうか((