本能と約束
シュリーヴンはうきうきの様です。
「ダーティこれでいいのか?」
「いいよいいよ!シューたんすらっとしてるから何でも似あうよ!あたしとしてはもう少し露出あってもいいけど」
「ダーティあんた少し黙りなさい」
シュリーヴンが身につけているのはファイルンの私服によく似た服である。ダーティが仕立てたものでサイズもぴったりである。
今日はシュリーヴンがあの襲った男、狛犬と食事をしにいく約束をしたらしく、ダーティが徹夜で頑張っていた。
「いいからダーティあんた寝てきなさいよ、あんた一週間くらい寝てないんじゃないの?」
「だいじょーぶよ美也っち、萌えのためならあたしは一ヵ月でも不眠不休でいられるわ」
目の下に隈を作ったダーティをシーアが無理矢理休憩室に連れていった。
「んじゃ、いってくるなー!」
「はいはい、気をつけてね」
シュリーヴンは今までにないくらいの笑顔だった。
「…あれ」
資料室で資料の整理をしていたファイルンは一つのファイルを見、疑問に思った。被害者の名が何処かで聞いたことのあるものだったからだ。
「…なんでしたっけ」
とりあえず棚にファイルを押しこんだ。
本能と約束
(楽しみだ!)
ファイルンが見つけたファイルは狛犬さんの事件だったり()
ダーティほんとお疲れ様です…