読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

狂った学園生活と崩壊の音

ツイッターのフォロワーさんにイメージ貰ってロンパ化の子の話。

壊れかけた何もない保健委員と仮面を被り続ける詐欺師

 

 

 

この学園で突如起こった「コロシアイ学園生活」。大半の者が戸惑い、脱出を試みているが白衣をはおっている超高校級の保健委員として入学した少年、山吹律はつまらなさそうにため息をついた。

(焦ったって、何にもならないのにどうして気づかないんでしょうネ)

律は話をしている皆から離れ誰もいない廊下をただ歩いた。

「あ、律くんだぁ」

不意に声をかけられ振り向けばゴシック系統の服を身に付けた少年がにこにこと笑っていた。超高校級の詐欺師として入学した少年、異凪虚露であった。

「律くん皆と一緒じゃないの?危ないよ?後ろからドスッとかされちゃうかもよ?」

「されませんヨ。だってみなさんビクビクしてますシ。行動に起こす人はいないデショウ?」

「わっかんないよー?」

虚露はくすくすと笑うと「じゃあ僕はいくねー」と手を振った。

「待ってくださイ」

「なに?」

「あなたはいつまでその気持ち笑いをしているつもりですカ?」

すっ、と虚露の笑みが消えた。恐ろしいくらいの静寂の中、口を開いたのは虚露だった。

「…どういうこと、律くん」

「そのままですヨ、あなたのその笑い、ウソでショ?」

くすくすくす、と笑い声が虚露から漏れた。しかしその笑い声はおぞましい、ぞくぞくするような声音だった。

「あはは、律くんやっぱりすごいねえ。律くんだけだよ、気づいたの」

何だかその笑いが自分たちにこの学園生活を過ごすようにしたあのクマのものに聞こえ律は悪寒を覚えた。目の前の虚露が何者だかわからなくなったのだ。

「でもね、律くん。まだダメだよ。まだ、全部気づいちゃ」

人差し指を唇にあてる。全部、という単語にまだ虚露は何か隠しているのだと確信した。

「まだ誰も気づいてない。本当の真実に気づいてない」

歌うように虚露は続けた。

「…お楽しみは、最後にね?」

 

狂った学園生活と崩壊の音

(まだ知らなくていいの)

 

 

ロンパ子の話書きたかっただけ()