氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

自己再生系男子の気持ち

ステラはイケメンちがうのよ

 

 

 

『化け物は独りぼっち』

どこかで聞いたことがあるな、とステラは思った。

いつだったか。ああそうだ。

あの施設にいたとき、零…ラナンキュラスが弐を例えたやつだ。

いつも一人でいて、あいつを生み出した母にしか関わらなくて。

珍しくおとぎ話なんか呼んでた零が言ったんだ。

今じゃあ、考えられないけど、あのときは俺らは少しおかしくて。

でも、あそこから出て、居場所を手に入れて、ここまで正常になれて。

だから、だからさ。

「俺がお前の居場所になってやるから、もう泣くな」

お願いだから、もう泣くな。

お前が泣いてるのみると、胸の奥が苦しいんだ。

 

自己再生系男子の気持ち

(まだ本当の気持ちは自覚していない)

 

 

施設の話は書きたいけど気力がない