氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

すもーるなう。

ジンがちっさくなった話。それだけ。

 「…どういうことなの」

ラナンキュラスは頭を抱えた。彼の目線の先には一人の少年がいた。

「にぃにぃ、お茶おかわりいる?」

「…ん、もらう」

両手でカップを持ち、こくこくと紅茶を飲んでいる少年にステラはくすりと笑った。

「おい、どっからみてもガキだぞ、ジン」

くりっとした目をステラにむけた少年―ジンはふうと息をついた。

 

「まさかフリージアの力がこれまでアレとは思ってなかったわ…」

人体兵器として囚われていたフリージアは不思議な力がつかえた。しかし、まさか人を小さくする力があるなんて誰も予想していなかっただろう。

「…不便」

むうと頬を膨らませるジンに苦笑しフリージアに目を移す。

「ねえフリージア、今すぐ戻せる?」

「戻せないよー…。」

ガツン。ラナンキュラスは壁に頭を打ち付けた。ステラは未だくつくつと笑い続けている。

「どうすんだ?家帰すの?」

「そうするしかないのよねー…。」

赤くなった額をさすりながらため息まじりに言うラナンキュラス。眉間にシワを寄せながらジンを抱えあげる。

「うぉ、」

「んじゃちょっと行ってくるわ」

おー、いってらっしゃーい、という声を聞きながらラナンキュラスはため息をついた。

(…アレス君になんて言えばいいのよ…)

             end?

 

出来ごころですはい。

誰かちっこいジンとアレス君のほのぼのな続き書いてくれないかな…ちらっ