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氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

警察署にまた春がきました。

リィエルの話。

 

「…なぁ、あんた、どうして泣いてるん?」

「おかんは?おとんは?どこにいるん?」

 

 

「…おうち、まっか…」

 

 

 

「…カドゥタさん!?その子どうしたの!?」

待機していたデリートが抱えた少女を見て驚きの声をあげる。両腕が薄く黒ずんだ少女はすうすうとカドゥタの腕の中で寝息をたてていた。

「…あの家の子供や。連れてきた」

「あー…、その子、どうすんですか?」

「うちが育てる」

「ぶっ!?」

真顔でそんなことをいったカドゥタは本気である。デリートは少女の未来が心配だった。

 

「まっさかこんな美人になるとは思わなかったよ」

「?なにが?」

今目の前で首をかしげている女性があの時の少女であるとデリートはしみじみと思った。

「ねぇリィエル、あんたこんな美人さんなんだからさ、いい人とかいないの?」

「え」

リィエルの頬がぽっと染まる。お、とデリートが思った瞬間、氷の粒がひゅんと飛んできた。

「あんの巨人…あんの巨人…」

ぶつぶつと何かを呟きながらじっとこちらを見ているカドゥタは怖い。デリートは身の危険を感じた。

警察署にまた春がきました。

(恋はいいよ!)

 

 

リィエルは強盗に親が殺されてカドゥタに娘同然に育てられました。カドゥタはストゥラグランデさんのことを内心認めてるけど最愛の娘をとられたお父さんみたいになってます←

リィエルは最初「エージアさんと似た感じのおねいさん」っていう感じだけどだんだん惹かれていって「エージアさんと似た感じのおねいさん」から「頼りがいのある支えてあげたいおねいさん」に変わっていきますストゥリィちゃんかわいいよぉ…((