氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

これが俺等の日常①

くーちゃんの学パロに触発されまして((

他宅の子のお名前でてます…!

 

 

 

「うわあああああ甘いもん食いたいいいいいい」

「おちつけやがれです部長」

一つの教室で机につっぷし騒いでいるフィクスにおかしな敬語を投げかけるロスト。ここはお悩み相談部部室。他の部員はまだ来ていなかった。

「甘いの食いたいできれば雲雀のつくったの」

「うっせぇですよもらいにいけばいいだろです」

「お前は敬語を勉強しなおせ」

ぎゃあぎゃあと怒声が響く教室の扉が勢いよく開いた。

「すみません、相談部…ですよね?」

「アイビー先輩、どうしたんすか?」

入ってきたのは一つ上の先輩であるアイビーだった。急にすみません、と頭を下げるアイビーを座らせる。彼がここに来たのは初めてだったので二人の間に緊張が走る。

「その…。おすすめの本、とかってなんでしょうかね?」

「はい?」

どんな難題が出てくるのかと思いきや出てきたのは本だった。二人はぽかんとアイビーを見つめた。

「いや、実はさとりちゃんともっと仲良くなりたいんだけど共通の話題が無くて。だから読書してみようかと思って。あわよくば物理的な距離も縮めたいなってああもうさとりちゃん可愛いな畜生!」

一人で語りだしたアイビーに胃痛を覚え始めたロストであった。

 

「おいこら蒼星!制服は規定のものを着ろ!」

「えー、ちゃんと規定の制服着てるのだよ太陽」

「お、ま、え、は、お、と、こ、だ、ろ!」

くるりと回った蒼星は女子の制服を身に着けていた。回った反動でスカートはふわりとゆれる。

「あーもうお前駄目だわ保護者よばねえとおい誰か翠陽呼んで来い」

「すぅならクオーレさんとイチャラブデート~屋上編~の真っ最中なのだよ。邪魔したら雨乞いからの雷なのだよ…っていないのだよ」

窓の外の空はまだ晴天だった。

「…ま、いいのだよ。あっ、サイー!」

遠くに愛しい彼が歩いてるのをみて蒼星は走り出した。空は曇りだしていた。

 

…続く?

 

 

 

という自己満足!もう少し続くのだよ←