氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

わかれた本能とオリジナル

シュリーヴンとファイルン

 

 

 

「…」

ええと、私はたしか昨日は久々に早く帰れて今日が休みになったのでちぃこさんとどこかに行こうと思って寝たんですよね。

いつも通り…ってわけじゃないですけど変なことはしてないです…多分。

それならば。

「んー…」

目の前のこの人は何なんでしょう。

 

 

「仁王!仁王はいますか!」

「はいぃっ!オレ何もしてませんっ!イヴェリアちゃんに会いにはいきましたぁっ!」

「仕事ほっぽってんから問題やな」

びくんと反応した仁王が叫んでくれました。カドゥタが連れて行ったので問題は…ないでしょう。うん。

「署長ちゃんどうしたのどうしたのー?」

ぴょんぴょん跳ねてそう聞いてきたのは電子さん。他のみなさんも何事かと見ています。

「実は…」

「主さーん」

べたりと朝のアレが私にくっつく。みなさんの目が点になった。

ええはいそうです。

「私がもう一人いました」

 

わかれた本能とオリジナル

(青い彼はにっとぎざぎざの歯を見せ笑った)

 

 

というわけで。シュリーヴンお披露目話でした