氷砂糖とアールグレイ

落書きとか小説もどきとかその日語りでもそもそもそ。

緑の龍の暴走

守るべきものの続き的な…?翠陽暴走なう

 

 

 

「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁんシャル姉助けてほしいのだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

聖域でぐっすりと昼寝をしていたシャルビーネは蒼星の悲鳴で目を覚ました。飛び起きればぼろぼろと号泣していて。

「蒼星!?どうしたの!?」

「すぅがっ、すぅがああああああ!」

 翠陽になにかあったのだ。シャルビーネはぐっと拳に力を込め、翠陽のもとへ走った。そこで見たのは、今までに見たことのないくらい激怒している翠陽だった。

「す…すいひ?」

「…シャビ、」

くるりと振り向いた翠陽は今までにないくらい、にっこりと笑った。

(あ、これおわったわ)

「二人くらい殺りたいんだけどどうすりゃいい?」

「駄目駄目漢字ぃぃぃぃぃ!」

にこにこしながら物騒なことを聞いてくる翠陽に蒼星とシャルビーネは必死に止める。今の翠陽をほうっておいたら確実にその二人を殺しに行くだろう。それは絶対に阻止しなければいけなかった。

「やめなさい翠陽!騎士君も止めるわよ!」

「うっさい!器にされちまうんだぞ!?なんだよ器って!エロいことすんのか!?エロ同人みたいに!」

「すぅそれ絶対ちがうのだよ!」

緑の龍の暴走

(誰かどうにかして!)

 

ごめんなさい器と聞いてエロいことすんのかと思ったのは私です。騎士君=クオーレさんです。